訪問診療Home Medical Care
対象となる方
訪問診療は、医師が計画的・継続的にご自宅に訪問し、診療や治療、薬の処方、そして療養上のアドバイスなどを提供する医療です。
一人で通院が困難な方が対象となります。また、現在、病院に通院されている方でも訪問診療との併診可能な場合もあります。
以下は一例ですので、ご不明点お気軽にご相談ください。
まずは当院までお電話でご連絡ください。詳しくご案内いたします。
TEL 0940-38-5220(平日9:00-17:30)- 通院が難しい方
- 寝たきりの方、床ずれ(褥瘡)でお困りの方
- 認知症がある方
- 現在、入院中で退院後、自宅療養を希望の方
- 神経疾患の方|パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症(ALS)など
- 在宅酸素やカテーテルなどの医療管理が必要な方
- がんや慢性疾患などで在宅緩和ケアを希望される方
- 終末期医療を希望の方
大切にしている考え方
もしも自分だったら、家族だったら、
あなたならどう答えるか
訪問診療では、患者さんに代わってご家族が医療の選択を迫られることがしばしばあります。
これはご家族にとって大きな精神的負担となることがあります。そんな時は医療従事者の意見や選択を押し付けないように、「もしも、自分が患者さん本人または、そのご家族の立場だったらどうするか」を常に考えることが重要だと考えています。
訪問診療の流れ
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① お問合せ入院中の方
入院中の病院にある「地域医療連携室」へ、当院で訪問診療(在宅医療)を希望されることをお伝えください。
自宅で療養中の方まずは当院までお電話(0940-38-5220)でご連絡ください。現在の病状やご自宅の環境、ご希望などをお伺いいたします。
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② 事前訪問・ご説明ご自宅や入院先へ説明に伺います
ご本人の症状などをお伺いするとともに、訪問診療の仕組み、費用、介護保険などについて担当スタッフが詳しく説明いたします。
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③ 訪問診療の開始医師が訪問いたします
訪問診療スケジュールに沿って医師が訪問いたします。
休診日や夜間については、訪問診療開始時に緊急連絡先をお伝えします。(24時間365日対応)
訪問地域
福津市、宗像市、古賀市周辺を中心に
訪問いたします
当院から車で約30分の地域を中心に訪問しております。
地域についてご不明な点があれば遠慮なくお尋ねください。
主な医療体制
外来診療と同様の診察を訪問診療でおこないます。気になることはお気軽にご相談ください
- 各種検査(血液検査・尿検査・心電図・エコー検査)
- 人工呼吸器の管理
- 点滴や注射
- 在宅酸素の管理
- 怪我に対する縫合
- 中心静脈栄養管理
- 床ずれ(褥瘡)の予防や処置※
- 各種検査(血液検査・尿検査・心電図・エコー検査)
- 点滴や注射
- 怪我に対する縫合
- 床ずれ(褥瘡)の予防や処置※
- 人工呼吸器の管理
- 在宅酸素の管理
- 中心静脈栄養管理
その他の医療処置についても、状況に応じて初期治療をおこない、最適な専門医や病院との連携が必要な場合、速やかに対応します。
小児在宅について
お子さんの成長発達に応じた医療サポートと共に、ご家族の皆さんの安心につながるようサポートします
小児在宅においては対応できる医療機関やサービスがまだ整っていないため、ご家族の負担も大きいように思います。
当院では、重度の小児在宅医療についてもご相談が可能ですので、まずはお子さんのご状況などをお聞かせいただき、ご家族の負担を軽減できたらと思います。
現在当院で対応中の
小児在宅例 重症心身障がい児のお子さんも対応しています。
- 在宅人工呼吸器の対応を相談したい
- 神経筋疾患の自宅療養を相談したい
- 染色体異常を含む先天性疾患の相談
- 重症てんかんの相談
- NICUを退院され自宅療養を希望しているが環境整備や連携体制を相談したい
- 在宅人工呼吸器の対応を相談したい
- 染色体異常を含む先天性疾患の相談
- NICUを退院され自宅療養を希望しているが環境整備や連携体制を相談したい
- 神経筋疾患の自宅療養を相談したい
- 重症てんかんの相談
各施設・専門医との
連携体制
適切な医療・サービスを
患者さんが受けられることを
最優先します
病院・他のクリニックや
専門医との連携体制
訪問診療では血液検査や尿検査など、外来診療と同様の診察行為が可能です。しかし、CTやMRIなどの特殊な検査は訪問診療では難しいため、病院での検査依頼が必要になることもあります。また、病状によって専門医の意見や入院が必要だと判断した場合には、連携病院をご紹介いたします。適切な医療を適切なタイミングで受けられるよう連携体制を構築しています。
介護・福祉施設など、
各施設との連携体制
患者さんだけでなく、介護するご家族の支援もなくてはならないことです。
訪問診療の選択だけが患者さんにとっての幸せとは限りません。担当ケアマネジャー、介護ヘルパーなど、多職種と情報共有をしながら、患者さんが望むケア方法をお伝えします。
もし、訪問診療の他にも介護・福祉施設のショートステイ、デイサービスなどの利用を希望される場合には、各施設へ病状、投薬内容、日常の様子などの情報を速やかに提供いたします。